Blog

スプリングマットレスの処分方法と処理が難しい理由を詳しく解説

スプリングマットレスの処分方法と処理が難しい理由を詳しく解説

Shaer
Tweet
Pinterest
Print

体をしっかり支えてくれて寝心地がとてもよくなる「スプリングマットレス」愛用している人も多いのではないでしょうか。

このスプリングマットレス、廃棄するとなると実は、とても面倒です。金属製のバネが入っているため、基本的にごみで処分できません。では、どうしたら良いのか…

今回はスプリングマットレスの処分方法と注意点を詳しく解説します!

スプリングマットレスの処分方法

まずは、スプリングマットレスの処分方法をはどんなものがあるのか。スプリングマットレスの処分方法には、以下の5つがあります。

  • 寝具店で買い替え時の下取り・引取りサービスを利用する
  • リサイクルショップ等に売却する
  • 不用品回収業者に処分を依頼する
  • 粗大ごみ収集を利用する
  • ごみ処理施設に直接持ち込む

買い替え時の下取り・引取りサービスを利用する

家具店などでマットレスを買い替えるという場合は、お店の下取りサービスや引取りサービスを利用することができます。新しいマットレスの配達時に古いスプリングマットレスを引き取ってもらえるため、処分にかかる手間が少ない点が魅力です。下取りサービスがあるお店では、新品の代金の割引を受けられる点も嬉しいポイント。ただし、すべてのお店でサービスを実施しているわけではないため、お店選びの際にチェックが必要です。

リサイクルショップ等に売却する

スプリングマットレスをリサイクルショップに売却するという方法もあります。基本的に自分で持ち込まなければならないため、多少手間はかかりますが、値が付けば不用品をお金に換えることができます。ただし、衛生的な観点から中古品の需要が限られるため、買い取ってもらえるスプリングマットレスは本当に一部のものに限られます。

不用品回収業者に処分を依頼する

新品を買う予定はない、売却も難しいという場合は、不用品回収業者に依頼してスプリングマットレスを処分することができます。不用品回収業者の場合、希望する日時に自宅まで回収に来てくれるため、運び出しや梱包といった手間と時間をかけずに処分ができます。ほかの方法よりも楽に処分できる分、回収には料金がかかります。そして悪徳な業者には注意が必要です。ちゃんと行政の許可を取得している業者を選ぶようにしましょう。

粗大ごみ収集を利用する

自治体でスプリングマットレスの処分を受け付けているという場合に限り、ほかの粗大ごみと同様に処分することができます。自治体のごみ収集は低料金で設定されているため、金銭的な負担を抑えられるでしょうし、安心感がありますね。ただし、粗大ごみの処分方法や料金は自治体によって大きく異なります。収集場所まで運ばないといけないのはデメリットです。

ごみ処理施設に直接持ち込む

自治体の中には、ごみ施設への持ち込みに限り、スプリングマットレスの処分を受け付けているところもあります。この場合、自宅からごみ処理施設まで、運び込む手間と時間がかかりますので結構大変です。搬入のルールなどもある為、事前に確認が必要です。

スプリングマットレスは「処理困難物」扱いの自治体が多い

一般的に、布団やベッド用のマットレスは、大型ごみ・粗大ごみに分類されますが、スプリングマットレスは多くの自治体で、自治体で処分ができない処理困難物に指定されています。スプリングマットレスの中には、バネが入っています。他にもさまざまな素材が使用されており、ごみ処理施設で処理するには複雑な構造となっているため、自治体で収集していない場合も多いです。処分を受け付けている自治体でも、別途処理手数料が設定されていることもあります。

スプリングマットレスの処分方法まとめ

本記事では、スプリングマットレスの処分方法と注意点をまとめて紹介しました。

「お金をかけたくない」「時間をかけたくない」「売却したい」など目的によって処分方法が異なります。スプリングマットレスは、自治体で収集できない処分困難物に分類され、多くの地域でごみとして排出することができません。マットレスを買い替える場合は下取り・引取りサービスがある家具店を利用すると便利だと思います。マットレスを含む寝具の中古品の需要は低いため、新品同様でもない限り売却は基本的に難しいかもしれませんね。処分だけを行いたい場合は、不用品回収業者もおすすめできる選択肢です。業者に依頼すれば運び出しから処分まで全て代行してもらえます。住んでいる自治体や住環境、目的に合わせて、安全に処分できる方法を選ぶようにしてください。

関連記事